人を増やす余裕はない。既製のツールは合わない。
AIも試したけれど、結局あまり使っていない。
——なぜそうなるのか、この先に書きました。
人物
Enothera(えのてら)/25歳
本も、漫画も、ホームページも、社内で使う業務システムも。
ぜんぶ、ひとりで作っています。
——このページの漫画も、私が作りました。
なぜ、本も漫画もシステムも
ひとりで作るようになったのか。
漫画「エノテラができるまで」全12ページ
この漫画も、話の設計から仕上げまで私が作りました。外注していません。
——本も、漫画も、システムも。分けずに作ると、こうなります。
こんな方へ
見積、請求、入金の確認、顧客情報の転記。「自分がやったほうが早い」から抜け出せない。
ChatGPTに聞けば答えは返る。けれど自分の業務の中では動かず、毎回コピペで終わっている。
ライターとデザイナーとエンジニアの間で、社長が伝書鳩をしている。
3つとも、行きつく先は同じです。足りていないのは手を動かす時間ではありません。説明する時間です。
市販のツールを買えば済む話に、開発費をかけようとしている場合。「とりあえず全社をDXしたい」という段階の場合。
こういうときは、「作らないほうがいいですよ」と言います。それで、こちらは何とも思いません。
このまま だと
見積に毎晩3時間かかっているなら、月20日で60時間。1年で720時間です。3年で2,160時間。
時間だけの話ではありません。その作業を知っているのは、社長ひとりです。倒れた日に、会社が止まります。
「本を出したい」「ホームページを直したい」と思ったまま1年たった方は、もう一度その1年を数えてみてください。
止まっている理由は、やる気ではありません。
手が空かないから、手が空くための準備ができない。
原因
ツールが悪いわけではありません。あなたの理解が足りないわけでもありません。
理由は、もっと手前にあります。
見積のひな形をひとつ直したいとします。作ったのは前に頼んだ会社。エクセルを触れる人は別。フォームはまた別のところ。
——本を1冊作るときも同じです。原稿はライター、表紙はデザイナー、漫画はまた別の会社。
このとき社長は何をしているか。依頼する。意図を説明する。上がってきたものを見る。ズレていたら伝える。直ったものをまた見る。そして、同じ説明を、それぞれの外注先にもう一度する。
手は1ミリも動かしていないのに、1日が終わっています。

いちばん時間を食っているのは、作業ではなく“あいだ”です。
要件を伝えたのは社長。作るのは、会ったこともない担当者。あいだで、意図が薄まっていきます。
困るのは、あとから直したくなったときです。「ここの文言だけ変えたい」——それだけのことに、また一人ずつに説明し直しです。誰に頼むんだったか、思い出すところから始まります。
「入れました。動いています。それなのに、もう開いていません」
月に何万円も払っているツールが、半年後には開かなくなる。理由は単純です。自分の業務のほうを、ツールに合わせに行ったからです。ツールの手順どおりにやると、いつもの順番と噛み合わない。結局、使い慣れたエクセルに戻る。払い続けているのに、開いていない。
ここが、いちばん惜しいところです。
聞けば答えは返ってきます。文章も作ってくれます。けれど、それはあなたの業務の中では動きません。毎回ブラウザを開いて、貼り付けて、コピーして、また戻す。結局、手作業が残ります。動くものにするには、結局だれかが作るしかありません。
返事をもらうことと、動くものが手元にできることは、別のことです。

いちばん自然な答えは、たぶんこれです。人を雇う。アシスタントを入れる。パートに来てもらう。
ここでよく起きるのが、これです。教えている時間のほうが、自分でやる時間より長くなる。手順が頭の中にしかないので、教えるには、まずそれを言葉にするところから始まります。そして覚えてもらったころに、辞められる。
毎月の固定費は増え、労務の手続きも増えます。ひとりでやってきた方ほど、「もう一度あれをやるのか」と思うと、手が止まります。
この4つに共通しているのは、どれも、社長の手は空かなかったことです。頼む先を増やしても、道具を買っても、人を入れても、説明する役と、確かめる役は社長に残りました。
やり方は、次の章に書きました。
実態
中小企業でAIを業務に入れているのは20.4%。検討中を足しても39.0%です(中小企業基盤整備機構・2026年3月・n=1,647)。
2割が、もう入れている。残りの8割は、まだです。
出遅れている、という話ではありません。8割は、まだ入れていないという話です。
足りないと答えられたのは、お金より先に「情報」でした。
助成を求める声も8割近くあります。ただ、お金がついても、頼む先が分からなければ動けません。
出典:独立行政法人中小企業基盤整備機構「中小企業のAI等の利活用に係る実態調査」(2026年3月公表/調査期間 令和7年11月17日〜12月12日/全国の中小企業10,000社へWebアンケート/有効回答 n=1,647)。導入率20.4%は「全社的に導入」と「一部の業務で導入」の合計。83.3%・79.8%は情報の充足度で「あまり/全く当てはまらない」の合計、77.9%は必要な公的支援としての回答。
進め方
やることは3つです。順番も決まっています。

同時に複数を変えると、覚えきれません。だから、いちばん時間を取られている作業をひとつだけ選びます。次に手を広げるのは、その1つが毎日動くようになってからです。
ここが“あいだ”の消し方です。書く人、描く人、ページを作る人、システムを組む人。分ければ分けるほど、社長が全部つなぐことになります。ひとつにすると、説明は1回。直しの指示も1回。確認も1回。
作って納品して終わり、にしません。使っているうちに出てくる「ここを直したい」も、同じ相手に言えば済みます。窓口を探すところからやり直さなくて大丈夫です。
お渡しするのは、完成品だけではありません。動いているファイルそのものと、どう作ったかの記録も一緒に渡します。私に縛られない形にしておくのが、こちらの流儀です。
※ 保守は別料金です。作って納品した時点でいったん区切り、続けて見るかどうかはそこで決めていただきます。お引き受けするのは私が作ったものに限り、他社が作ったシステムの引き取りはしていません。
※ 何でも作れるわけではありません。向き不向きがあります。それも含めて最初の相談でお話しします。
実物
私がこの方法で作った業務アプリです。すべて個人で開発し、いまも毎日使っています。
交換した名刺をスマホで撮るだけ。AIが表と裏をまとめて読み取って、氏名・会社・連絡先を自動で入れます。タグで探せる人脈の台帳になります。
1つのテーマから、電子書籍 → ブログ → SNS まで連続で作ります。
テーマを入れるだけで、電子書籍・記事・投稿をまとめて作るデスクトップアプリ。
続けたいことを管理して、ポイントで見えるようにする習慣化アプリ。
この4つは、見本ではありません。 この仕組みを使いながら、3年で80冊を作りました。
いまお見せできるのは、私が自分の仕事のために作ったものだけです。
「あなたの会社の見積作成が月◯時間減りました」という他社さんの事例は、まだ持っていません。この形でお手伝いを始めたのが最近だからです。
ですので、実績の数字ではなく、作っているもの現物と、作り方そのものを見て判断してください。相談の場でも、実際に動いている画面をお見せしながら話します。
Kindleに3年で80冊を出しました。そのうち7冊がAmazonのベストセラーです。AI、ChatGPT、投資、副業といったテーマを、漫画と図解で読める形にしています。
もうひとつの道
さきほどのデータで、「どこに頼めばいいかの情報が足りない」が79.8%でした。
頼む先を探すしかない問題に見えます。でも、そうとは限りません。
こちらが作って、動く形でお渡しします。早い。手は動かさなくて済みます。
やり方をお教えします。時間はかかりますが、あなたの手元に残ります。
どちらが向いているかは、その方によります。両方を混ぜることもできます。
まず1つを私が作り、2つ目を一緒に作る——という進め方が、いちばん失敗が少ないです。
※「一緒に作る」といっても、手が空かない前提で組みます。動かしてみて違うところを言っていただければ、直すのはこちらです。
※ 誰でもエンジニアになれます、という話ではありません。日本語で「何をどうしたいか」を書ける方であれば、という前提です。
原因
コミュニティの集まりで、たまたま隣の席になった方がいました。
何気なく聞いたんです。
「いま、何をされてるんですか」
電子書籍を出している方でした。ただ、話しているうちにだんだん声が小さくなっていきます。本は出せている。けれど、そこから先が動いていない。
しばらくして、その方が聞いてきました。
「読者のリストって、どうやって取るんですか」
——ああ、そこか、と思いました。私も同じところで止まっていたからです。
だから、そのまま言いました。
「本の後ろに、公式LINEのリンクを置いてみたらどうですか」
言い終わらないうちに、声が変わりました。
「——なるほど! すごいですね。やってみます!」
正直に言うと、大した話はしていません。知っている人には、当たり前のことです。
それきり、しばらく連絡はありませんでした。
次に会ったとき、その方は座るより先にこう言いました。
「おかげで前に進めました! 登録、入りましたよ!」
何と返したのか、実は覚えていません。
その方に足りなかったのは、知識でも、やる気でもありませんでした。
本を出す人と、そのあとを考える人が、別々だっただけです。あいだが、抜けていました。
止まっていた人が動き出す瞬間。あれに、いちばん立ち会いたいと思いました。
——ちなみに、本の巻末からこのページに来られた方は、まさにその仕組みで来ています。あのとき伝えたのと、同じものです。
作る人がひとりにまとまると、なくなるものがあります。
なくなるのは、作業ではありません。
人に頼むための、あの一連です。
お客様の声
「依頼達成後にも細かな要望に何度も応じる神対応をしてくれる出品者様です。特に初心者にはお勧めします。」
— 男性/電子書籍用原稿作成
「今回初めて依頼させていただきましたが、作品の仕上がりはもちろん、やり取りの質、速さはすばらしいものでした。出版をお考えの方に、ぜひお薦めします。」
— 男性/電子書籍用原稿作成
「リピートで今回もお世話になりました。以前に依頼した時の納品内容に違和感があった事をお伝えしたところ、後出しにも関わらず快く手直し修正してくださいました。悩んでいる方には、アフターフォローも考えると、お勧めできる出品者様です。」
— 男性/電子書籍用原稿作成
販売実績30件、評価は平均5.0(満点)です。
いずれも電子書籍づくりでいただいた評価です。業務システムのほうは、まだ他社さんの事例がありません。そこは正直にお伝えしておきます。
線引き
見積の作成、請求書の突き合わせ、入金の照合。手順が決まっている作業ほど、道具にしやすい。
エクセル、メール、紙。散らばっている情報を1か所に集めて、探す時間をなくす。
「ここの文言だけ変えたい」を、誰に言えばいいか探さなくてよくなります。これがいちばん時間を返します。
本・記事・投稿。作る手順そのものを道具にすれば、思い出したときだけ動かせばよくなります。
できないこと・お受けしないことも、先に書いておきます。ここを分かった状態で来ていただけると、30分が無駄になりません。
この線引きを見て「うちは違うな」と思われたら、それが分かっただけでも意味があります。
費用
正確な金額は、中身が決まらないと出せません。ただ、桁が分からないと相談もしづらいはず。だから、よくある形をそのまま出します。
7万5,000円から
フォーム、自動返信、記録、通知まで。いちばん小さく始められる形です。
18万円から
請求書の発行から入金の照合、未入金のリマインドまで。
15万円から
どこからでも使えて、探す時間がなくなります。
いちばん大きいもので、予約の受付から顧客カルテまで一式そろえて46万5,000円ほど。
7万円台から、多くは50万円までにおさまります。
分けて外注すると、窓口の数だけ費用が乗ります。ひとりで作るぶん、あいだの手間が金額に乗りません。
それでも見ていただきたいのは、戻ってくる時間のほうです。
見積作成に毎晩3時間かかっているなら、月20日で60時間。半分になれば、月30時間が戻ってきます。
保守は月額4万5,000円から。更新、バックアップ、稼働の見守り、軽微な修正、それとなんでも相談。
作って納品した時点でいったん区切ります。続けて見るかどうかは、そこで決めてください。
決まるのは2つだけ。作るものの範囲と、こちらが動く時間です。範囲がその場で固まれば、金額もその場で。固まらなければ、持ち帰って改めて。
合意した範囲については、あとから金額を足しません。
お渡しする設計や手順は、私に発注する前提の書き方はしません。いつでも他所へ移れる状態でお渡しします。そのほうが誠実だと思うからです。
※ 外部サービスを使う場合、移行できるかどうかはそのサービスの契約条件しだい。どこまで持ち出せるかは、相談の場で先にお伝えします。
相談の流れ
それだけで結構です。長い文章は要りません。
合わなければ、別の日をお伝えください。
カメラは切ったままで大丈夫です。
| やること | いま何にいちばん時間がかかっているかを一緒に洗い出し、それが道具にできるか/できないかを判断します |
|---|---|
| 所要時間 | 30分 |
| 場所 | オンライン(Zoom)。カメラは切ったままで大丈夫です |
| 費用 | 無料。この場で契約はしません |
| 持ち帰るもの | ①いちばん時間を取られている作業の特定 ②道具にできるか/できないかの結論 ③できる場合、どういう形になるかの具体案 |
| お受けできない方 | 市販のツールを買えば済む話に開発費をかけようとしている場合/「とりあえず全社をDXしたい」段階の場合 |
| 日程 | LINEで「相談したい」と送っていただければ、候補日を3つお送りします |
「作らないほうがいい」という結論で終わることもあります。それで、こちらは何とも思いません。
よくある質問
まだ相談する段階ではない方は、こちらで情報だけ受け取れます。
AIの使いどころや、作った道具の話を不定期でお送りしています。
P.S.
5年前の私は、建設現場から帰って缶を開けて、テレビを見ながら「疲れた」と言っていました。稼げないことより、成長している感覚がないことのほうが嫌でした。
変わったのは、分けて頼むのをやめてからです。書く人、描く人、組む人を探して回るより、自分の手で覚えたほうが早かった。おかげでいまは、本も漫画もシステムも、分けずに作れます。
いま必要なのが、その相手なら。
急ぐ話ではありません。いまでなくても構いませんし、話してみて「うちは違うな」と思われたら、そこで終わりにしてください。